【Rin音 Column vol.02】ちょんまげ結い太郎。

Photo ©avispa fukuoka

文章を書き連ねるというのは単純なようで意外と難しいですね。メールやLINEと違って書く内容が決まっていない分、まとまっていない頭の中を整理整頓している気持ちになります。つまり、この文章は読者というより自分自身と向き合いながら書いてるようなものになっているわけですな。最近の近況では、アビスパ福岡のハーフタイムショーに出演させていただきました。ホームアビスパが大量得点をあげ勝利した試合で歌わせていただき光栄でございました。山岸さんのゴールで活気付いてからはガンガン決まるし、元CBの僕からするとかなり守備もいいムードで集中できていてクオリティは全く違えどサッカーをやっていた時の緊張感が蘇ってきました。DFってのは時に損な役回りもあって悔しい思いをしたもんです。懐かしい。

さて今回はアルバムも出ましたし、アルバムの話をさせていただこうと思います。皆さまアルバムは聴いてもらえたでしょうか。僕の中で挑戦であったり、更新であったりさまざまな目標はありながらつくったこのアルバム。良い出来栄えだと思います。たくさん聴いてくださいよ本当に。

ただこのアルバムについて丁寧な解説のようなものは本当に色んなところでさせていただいておりますもので、今回はちょっと違った視点から語らせていただきたいなと!名付けて「Rin音の思考」です。もっと感覚的に僕の曲の解説をしたくて自分で曲を聴きながら考え込まずにスラっと文を書いてます。

まず大前提にこのアルバムは僕の悩みです。噂話くらいふわっとしたものにも巻きついて考えて塞ぎ込んでしまうそんな僕の歌たちです。それは時に叫びであったり、喜びであったり、悲しみであったり、怒りであったり。心の喜怒哀楽のようなものが歌詞として曲を構成してくれているんですね!でも噂話ってほとんどが自分勝手な話ばっかりだったりするんです。片方だけからしか聞いてない話の真相もそれに同じですよ、みんな少しでも知ると全てを知った気になります。愛がないよね。俺はそうはなりたくない、全てを知れない話で人を決めつけたくない。そんな反骨精神です。

Blue Diaryは1番悩んだ気がする学生時代。みんな噂大好き人大好き、それ以外にまだ何も知らなかった頃です。この際だから言うけどいじめはやめようぜ。振り返ってみると良いことないよまじで。過度ないじりも。それは俺もやってしまったことがあるかも、でも本当にノリで済んでるかなんて分からんよな。優しくあるべきだし、今からでもみんなに優しくしていこう。

ここからまた成長してアルバムの時は進み始めるわけだけどheaven townは走馬灯かなぁ。全ての人生の。天国での人生も含めた走馬灯。色んな立場から死という噂について歌ってるって思うと少し伝わるかな。blessはheaven townの相棒のような存在だと思う。だからこそアルバムを通して聴いてほしいっていうのはすんなり世界に入ってほしいから。みんなはさ、いま何か感情があるとするじゃない?例えば嬉しいだったり悲しいだったり、なんでも良いんだけど。それは日々のカケラの塊で、明確にこの出来事だけって言えないと思うんだ。例えば、プレゼントをもらって嬉しかった時。その人からもらったことが嬉しかったり、誕生日にもらったことが嬉しかったり、そのもの自体が手に入ったことが嬉しかったり。どれかが多くてもどこかにまた別のものが住んでいて心って街みたいだよね。あーそういうことだ!「俺の心の住人が色んな歌を作ってできたアルバム」って感じだ。今まとまったよ。文ってすげえなぁ。

みんなはさ、この歌詞のここ気になるとかある?細かく意味は存在していてきっともやっとするときもあると思うし全然聴いてくれよな!そういう質問のInstagramのやつやるよ。だからフォローしてちょんまげ結い太郎。

記事提供者:Rin音

リリース情報

2022年4月20日  2nd Album『cloud achoo』リリース  詳細はこちら