Progressive Baroque Live(プログレッシブ・バロック・ライブ)

メディアファイブ株式会社が主催するバロックコンサートです。
リコーダー奏者古橋 潤一をはじめとした日本を代表する古楽奏者による生の演奏をお楽しみください。

【出演者】
古橋 潤一(リコーダー)
大坪 由香(リコーダー)
丹沢 広樹(ヴァイオリン)
倉田 輝美(ヴァイオリン)
小貫 詠子(チェロ)
能登 伊津子(オルガン)
HAMA(パーカッション)

【曲目】
M.ウッチェリーニ:アリア第11番「カポラル シモン」
D.カステッロ:ソナタ第17番
J.カバニーリェス:ガリャルダス
F.C.de アラウホ:二声の上声部のためのティエント ほか

「Progressive Baroque Live(プログレッシブ・バロック・ライブ)」は、リコーダープレーヤーの古橋 潤一 氏が主宰するアンサンブル「メディオ・レジストロ」が、2017年にリリースしたアルバムのタイトルに由来するコンサートシリーズです。
本シリーズは、主にイタリア・スペインの17世紀、初期バロックの音楽に編曲や再構築を施し、新たな展開を試みております。また、その根底に流れる当時の演奏習慣や精神をできる限り損なわないように演奏することも演奏者の共通認識として共有しています。
初期バロックはその「バロック」の時代の扉が開かれた頃の音楽であり、時代の変化に合わせて作曲家たちは新しい音楽を模索しました。本シリーズは、その「新音楽」と「プログレッシブ」の要素を結びつけ、当時の音楽に進歩的なアプローチを取っています。
また、スペインの音楽がシリーズの中心的な役割を果たしており、スペインのアンサンブル作品が少ない時期に焦点を当てています。オルガン曲やビウエラ曲をアンサンブル向けにアレンジし、再構築して演奏することで、新たな魅力を引き出しています。
「Progressive Baroque in FUKUOKA」では、「17世紀イタリアの新音楽とスペイン黄金世紀の深音楽」というサブタイトルを掲げ、イタリアの音楽には「進化」を、スペインの音楽には「深化」を意識したアレンジが行われています。過去のレパートリーも数度にわたってリアレンジされ、既にお聴きになった方でも新鮮な気持ちで楽しんでいただけると思います。
コンサートの魅力は言葉では伝えきれませんので、ぜひ実際に会場で体感してみてください。