2024/2/17(土) 国境を越えたコライト企画 『BEYONDERS vol.2』 開催!
福岡音楽都市協議会は国境を越えたコライト企画『BEYONDERS vol.2』を開催します。
BEYONDERSは、福岡市域で活動するミュージシャンのアジア進出の支援と福岡の楽曲制作拠点としてのプレゼンスを高めることを目的としています。2023年3月には、タイ・バンコク発のインディーポップバンドKIKIと福岡出身のDeep Sea Diving Clubによるコライトセッションを行い、両バンドがリアルタイムで楽曲を構築していく様子を一般公開した他、ライブを交えたウェルカムパーティーや「ミュージシャンがアジアで活動する方法」をテーマにトークイベントを開催しました。
2回目の開催となるBEYONDERSがスポットを当てるのは、“台湾”。近年では「アジアの音楽と福岡の未来」を発信してきた音楽カルチャーイベント<FUKUOKA ASIAN PICKS(2017~2020)>でのクリエイティブな交流や、海の中道海浜公園で行われた野外フェス<CIRCLE ’23>には、ゲシュタルト乙女、落日飛車らが出演し話題を呼びました。今回は、日台2拠点でライブハウスや音楽レーベルを運営する寺尾ブッタ氏をコーディネーターとして、台北のレゲエバンド「蓬莱仙山(PonLai Mt.)」を招聘します。蓬莱仙山のコライトパートナーとして待ち受けるのは、福岡を拠点に活動するラッパー「PEAVIS」。ストリートライフを綴ったアルバム『The Blooms Album(Deluxe)』のリリースが記憶に新しいPEAVISと、今回が初来日となる蓬莱仙山によって生み出される楽曲に期待は高まるばかりです。
2月17日には、専門学校ESPエンタテインメント福岡(福岡市中央区舞鶴3-1-6)のレコーディングスタジオを利用し、両アーティストによるコライティングを実施します。ここで制作された楽曲は、翌18日にライブハウスROOMS(福岡市中央区大名2-1-50)で開催されるウェルカムパーティーにて発表。ライブパフォーマンスには、福岡出身のサウンドクリエイター・西村匠のソロユニット「the perfect me」も参加。さらに、寺尾ブッタ氏を迎えたトークショーや交流会も実施予定です。
開催概要
“BEYONDERS” Co-wright Session
・日時:2月17日(土)9時~17時
・公開セッション時間(予定):14時~・16時~
・会場:専門学校ESPエンタテインメント福岡(福岡市中央区舞鶴3-1-6)
・参加アーティスト:蓬莱仙山、PEAVIS
・入場:見学可能、事前申込必須 ※ご希望の方は当協議会事務局までお問い合せください
“BEYONDERS” Welcome Party
・日時:2月18日(日)14時半~19時
・会場:ROOMS(福岡市中央区大名2-1-50 ONOビル 3F)
・入場:一般1,000円+要1drink
MCCF賛助会員およびデータベース登録者は入場無料(要1drink)
事前予約受付は下記フォームより
第1部 Talk Show & 交流会 15時~17時
今回のコーディネーターである寺尾ブッタ氏、蓬莱仙山のリーダーで音楽プロデューサー/トラックメイカーでもあるCOSiMOZ氏をゲストに迎え、日台カルチャーの最前線に迫ります。
【TALK】15時~「台湾インディーカルチャー、ストリートカルチャーの現在」
ゲスト:寺尾ブッタ、COSiMOZ(蓬莱仙山リーダー)
【交流会】16時~「OTOJIRO MEET UP PARTY vol.3」
福岡市域の音楽事業者をはじめ、参加者間の密なコミュニケーションや新たなビジネス機会の創出の一助となることを目指しています。
第2部 Showcase Live 17時半~19時
蓬莱仙山、PEAVISに加え、福岡出身のサウンドクリエイター・西村匠のソロユニット「the perfect me」も参加。BEYONDERSでしか味わえないひとときを お見逃しなく。
出演:蓬莱仙山、 PEAVIS、 the perfect me
<本件に関するお問い合せ先>
福岡音楽都市協議会 事務局 担当:冨田
〒812-0027 福岡市博多区下川端町3-1 リバレインセンタービル8F(福岡市文化芸術振興財団内)
TEL: 080-7980-5383
MAIL:info@mccf.jp
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出演者紹介
蓬莱仙山(PonLai Mt.)from 台湾
2020年に結成された台湾台北のレゲエバンド。
DJ、プロデューサーとして幅広いフィールドで活躍するCOSiMOZを中心として、台北インディーの個性溢れるプレイヤーが集結した注目のバンド。
PEAVIS from 福岡
神戸出身、福岡を拠点に活動するラッパー。 10代の頃から音楽活動を始め、2015年にYELLADIGOSを結成。
グループでの活動を経て、 2018年にソロ活動を開始。以後、孫GONGや田我流、鎮座DOPENESS等のHIP HOP勢に止まら ず、YonYonやkiki vivi lily、黒田卓也、Shin Sakiuraなどジャンルを超えた様々なコラボレーショ ンを行い大きなプロップスを得る。
2ndアルバム『PORTRA¥AL』に収録された楽曲「ガラスの地球」では手塚治虫のエッセイ集 『ガラスの地球を救え』からインスパイアを受け制作、そしてリリースを機に手塚るみ子との対談 や手塚治虫記念館でのMV撮影が実現するなど、その活動は多岐に渡る。
どんなビートも乗りこなすラップスキルとエモーショナルかつその場を明るくする音楽性、独特な タトゥーやファッションにも注目が集まる。
「Peace & Unity」を掲げ、この時代に必要なメッセージを伝え続けている。
寺尾ブッタ
BIG ROMANTIC ENTERTAINMENT代表。 東京青山、台北のライヴハウス〈月見ル君想フ〉を運営。日中台間のライヴの企画・サポートのほか、音楽レーベル『BIG ROMANTIC RECORDS』も運営。日本、台湾でのプロモーター業、WEBサイト上でアジアの音楽・文化情報を発信している。
the perfect me from 福岡
福岡が生んだ鬼才、西村匠のソロユニット。2013年2人組ユニットとして結成後、ライブを主体として活動。無名ながらも米インディ・バンドDEERHOOFの前座に抜擢されるなど、早くしてその才能を地元で轟かせる。ちなみにグループ名の「the perfect me」はDEERHOOFの曲名から名付けられた。2017年1stアルバム「INTO THE HOUSE」をリリース。ブラックミュージックからインディロック、ジャズなどあらゆるジャンルの音楽を巧みにミクスチャーした独特の世界観で、感度の高い音楽リスナーから支持を受ける。2018年7月メンバー脱退を機にソロユニットとして本格始動。同年9月に福岡で行われたライブオーディションにてグランプリを獲得し、2019年3月にアメリカ・オースティンにて行われたSXSWのJAPAN NITEへの出演を果たした。
2020年8月にはソロ体制初のフルアルバム「Thus spoke gentle machine」を発表。J-WAVEやαステーションといった関東、関西圏のFM局でのパワープレーも獲得するなど全国的に大きなリアクションを得る。また、タイトル曲「Thus~」のMVにはMADアニメのニュークリエーターFranz K Endoを起用し、SNS上でも話題となった。
2023年春には「armours」「My Dungeon」「Our Theory」と3曲のシングルを連続してリリース。ストリングスを中心としたオーケストレーションを大胆に取り入れるなど、音楽的な新境地にも挑み続けている。
また西村は並行してレコーディングエンジニアとしてもその手腕を発揮。Art title、YOUND、nape’s、MADE IN HEPBURN、PEAVIS、ニイナ、muqueなど在福アーティストの制作に携わりつつ、おとぎ話、Spangle call lilli lineなどインディーシーンを牽引してきたバンドのミックスを担当するなどエンジニアとしてのキャリアも積み上げる。2022年には地元福岡のUnknown Sound Studioのメインエンジニアにも就任。自身の作品を含め、福岡の新たな音楽発信基地として注目を集めている。
コンポーズ、アレンジ、トラッキング、ヴォーカル、そしてミックスを含むエンジニアリングまで、全てを掌る西村の個性が光る楽曲群は、ポップな佇まいもありながら、ぐっと奥深いオルタナティブ性が光る独特の世界観が魅力である。隆盛を見せる福岡インディシーンにおいて、独特のスタンスでその存在感を提示し続けている。
会場紹介
専門学校ESPエンタテインメント福岡
「設備充実のライブホール&スタジオが思う存分使える。音楽漬けの2年間が待っている!」
日本とアメリカのハリウッドに学校を持つ、ESP学園が培った世界のノウハウが福岡の地で学べる!
さらに、プロが使う先進の設備を導入!校内には150名を動員できる本格的なライブホールや業界のプロも注目する設備の整ったレコーディングスタジオなど、充実した設備で学べることも福岡校の魅力。
ホールクラスのライブなどで使われているものを使用できるため即戦力として成長できます。