2024/12/14(土) 里地帰 和胡 能舞台コンサート「時鐘宴-トキガネノウタゲ」

中国と日本の文化を融合させ、新たな伝統を紡ぎ出す和胡奏者・里地帰
大濠公園能楽堂にて単独公演を2024年12月14日開催

2024年12月14日、和胡奏者 里地帰(さとちき)は福岡市の大濠公園能楽堂にて、過去最大規模の単独コンサート「時鐘宴-トキガネノウタゲ」を開催いたします。この公演は、500席以上を誇る歴史ある能楽堂での初めてのステージとなり、里地帰がこれから目指す未来へ向けた「第一歩」を刻む特別な公演です。
能楽堂の舞台で鳴り響く「時鐘」の音に乗せ、新たな歴史が芽吹く瞬間を皆様と共に迎えたいと心より願っております。

出演: 里地帰(和胡)
サポートアーティスト: 冨永隆治(鍵盤)、桑畑泰(チェロ)

■イベント概要
日 時:2024年12月14日(土)13:30開場 14:00開演
会 場:大濠公園能楽堂
住 所:福岡市中央区大濠公園1-5
料 金:前売り券 5,000円(税込)/当日券 5,500円(税込) ※全席自由

(チケットぴあ:Pコード:282−337)

▼「和胡」とは?
和胡(わこ) は、里地帰と楽器製作者の西野和宏氏によって生み出された独自の楽器。日本産の杉や欅といった木材を使い、アジアの伝統的な楽器・二胡に日本の文化的要素を取り入れたものです。皮に和紙を使用している点も特徴で、音の柔らかさと調和のとれた響きが強調されています。

▼里地帰プロフィール
福岡を拠点に、台湾やアメリカを含む国内外で幅広く活動している和胡奏者でありシンガーソングライター。「ふる里の地のような帰れる居場所」をテーマに、聴く人々に心地よい音楽体験を提供することを目指す。
シンガーソングライターとしてクラシックギター片手に音楽活動を始めるも、アジアの伝統楽器「二胡」との出会いが、その後の音楽人生を大きく変えることとなる。二胡の独特な音色を取り入れて弾き語り奏者として活動していく中で、「もっと自分らしい音色を追求したい」との思いから楽器製作にも挑戦。数年の試作と研究を経て、日本の杉や欅、和紙を使用した独自の楽器「和胡」を完成させ、2015年に「ウッドデザイン賞」を受賞。
音楽を通した文化交流にも力を入れており、国内外の音楽団体や学校での演奏会、交流イベントを積極的に実施している。

▼ 「時鐘宴」開催の背景
本公演を「時鐘宴-トキガネノウタゲ-」と名付けたのは、能楽の伝統に触れたことから生まれたアイデアです。その昔、能の舞台が始まる前には鐘が打ち鳴らされていたということにインスピレーションを得て、この公演を「新たなストーリーの始まり」として位置づけています。里地帰は、来年に控える和胡10周年記念コンサート、さらにはその先のニューヨーク・カーネギーホールで公演をするという目標を見据え、その第一歩となる公演を福岡で行う決意を固めました。

▼里地帰からのメッセージ
「和胡はまだ新しい楽器で、馴染みのない方も多いかもしれませんが、この大濠公園能楽堂のステージで、みなさんにも馴染のある日本の曲やオリジナル曲を通じて、新しい音楽体験をお届けしたいと思っています。このコンサートが、これから始まるワクワクするストーリーの序章となることを願っています。」

▼取材お問い合わせ先
担当: 内田さおり(里地帰広報担当)
電話: 080-1928-8641  
メール: info@nicolo.co.jp