2024年12月7日(土) Simon Berz 「TECTONIC Japan Tour 2024」OVERGROUND Fukuoka

音、自然、記譜法、即興演奏、文化交流のつながりを探求し、多岐に渡る芸術表現の形態を超え、実験的で挑戦的な活動を続けるスイスのドラマー/サウンド・アーティスト=Simon Berz(サイモン・ベルツ)の来日公演が決定。

「TECTONIC」と銘打った今回のライブツアーでは、アイスランドの玄武岩の石を楽器として使い、現代のエレクトロニクスと組み合わせたアルカイックなサウンドスケープを、全国13都市23ヶ所の多様な空間で、各地のアーティスト達と共に展開していきます。

福岡では12月7日、美野島のギャラリーOVERGROUNDにて開催。

Simon Berz
実験的で即興的な音楽を探求する革新的なドラマー、サウンド・アーティスト、作曲家。サウンド・アート、新しい形態のパフォーマンス、ビジュアル・アート、ダンス、映画とのコラボレーションなど、その活動は多岐にわたる。ベルツの芸術的な試みは、音の探求、楽器の製作、音のインスタレーションの創作に魅了されていることが特徴であり、石や液体など様々な素材を用いて、魅惑的で型破りなサウンドを生み出す。ベルツのパフォーマンスの特徴は、そのエネルギーと予測不可能性、そして観客の参加を促すことである。多様なアーティストやミュージシャンとコラボレーションし、常に創造性の限界を押し広げ、ユニークな芸術体験を生み出している。芸術活動の傍ら、ベルツはBADABUMアトリエ音楽学校を設立し、若い才能を育て、包括的な音楽教育を促進している。ベルツの作品は国境を越え、世界中の聴衆を魅了し続けている。

松本一哉
環境ごとにあるモノ・造形物・自然物・身体・装置など、本来楽器では無いモノも用いて多様な音表現を行う。自身で起こす音と場所毎に偶然に起こる環境音とが渾然一体となるように働きかけていき、日常の聴き慣れた事象に新たな切り口を与え、音に没入させる即興表現を追究している。
これまでにソロ作品「水のかたち (2015)」「落ちる散る満ちる (2017)」「無常 (2022)」の3作品をミニマル・アンビエントの名門レーベルSPEKKからリリース。
その他リリースに、バストリオのレジデンスプログラム内で制作した「オープン・グラインドハウス(2018)」、TAMARUと津田貴司とのトリオ音源「Amorphous (2021)」、坂本龍一追悼企画アルバム「Micro Ambient Music (2024)」などがある。
偶然に起こる環境音との即興による音源制作を基に、ライブパフォーマンス、サウンドインスタレーション、展示会場に滞在・生活して音を展示し続ける動態展示、映画・映像作品・舞台公演・商業施設への楽曲制作、全都道府県演奏ツアー、コロナ禍にライブ公演を行わず人に会いに行く事を目的に企画した「人の音を聴きに行くツアー」、今野裕一郎が主宰するパフォーマンスユニット「バストリオ」との企画や公演に参加や、2021年から北海道知床で開催されている「葦の芸術原野祭」の立ち上げから実行委委員として参加するなど、音による表現を軸に活動を展開している。

Inamasu Kenta
1982年、福岡生まれ。大学時代より音楽を作り始める。作品制作のほか、声や楽器などによる即興演奏も行っている。近年では、植物園の温室のための音楽「GREEN HOUSE MUSIC」(2024)を制作。岩橋宏二と結成したBEAT NOIRでも演奏活動を行っている。

onuki makoto /小貫 誠
福岡市在住。 主にエレクトロニクス/フィールドレコーディングなどの素材を用いた 定位感の歪んだパフォーマンスを得意とする。 ソロ名義の傍ら、ドローンポップユニット「SEA LEVEL」での活動や、 サイケデリックロックグループ「蟬」ではドラムスを担当。

■イベント概要
日 時:2024年12月7日(土)
    開場17:00 開演17:30
会 場:OVERGROUND
住 所:福岡市博多区美野島1-17-5 寿ビル2階
料 金:2,000円+1ドリンクオーダー

ご予約は「info@overground.asia」又は「info@ijiri-base.com」まで、お名前、枚数、連絡先明記の上送信ください。

主 催:OVERGROUND / 井尻ベース
制 作:popmuzik records
協 力:Calamari Inc.
後 援:Pro Helvetia Switzerland, City of Zürich, State of Zug, City of Zug, Kuratorium Aargau