2026/2/22(日) 博多座ガムラン祭り スアル・アグン「ジェゴグ」日本ツアー2026

博多座・アジアの芸能文化紹介シリーズ第3弾!
“竹のガムラン”「ジェゴグ」の最高峰楽団、スアル・アグン10年ぶりの来日公演!

日本とアジアの交流拠点都市・福岡の劇場 博多座から、アジア文化の発信を目的に2021年にスタートした「博多座・アジアの芸能文化紹介シリーズ」は、第1弾『博多座神楽祭り』、第2弾『モンゴルの風 2022「モンゴル国立馬頭琴交響楽団」』と続き、いよいよ第3弾が開催されます。

今回は、インドネシアの伝統音楽「ガムラン」がテーマ。
その中でも、“竹のガムラン”と呼ばれる幻の音楽「ジェゴグ」の演奏をお届けします。

ジェゴグは、インドネシア・バリ島西部のヌガラ地方で生まれた、竹製の打楽器による伝統音楽です。
ガムランの一種ですが、青銅ではなく巨大な竹を使って演奏されるため「竹のガムラン」とも呼ばれます。

通常、演奏には大小14台の竹楽器が使われ、直径30センチにもなる竹から生まれる迫力ある超重低音と、16ビートの躍動するリズムは聴衆を虜にします。通常のガムランは5音階か7音階ですが、ジェゴグは4音階のみで構成され、楽譜は使わず、演奏者同士の呼吸や即興(アドリブ)で音を合わせる、非常に高度な演奏スタイルが特徴です。

使用する竹楽器は、竹を切り出してから乾燥に半年、さらに半年かけて加工され、完成までに1年以上かかります。しかし、どんなに手入れをしても5年ほどで音が劣化してしまうため、常に“生きている音楽”として、その日その日の竹の状態によって音色が変わります。つまり、同じ音は二度と出せない、まさに唯一無二の音楽なのです。

最高峰の楽団スアル・アグン10年ぶりの来日!

そのジェゴグの演奏を披露するのが、インドネシア最高峰のジェゴグ楽団として知られる「スアル・アグン」です。新型コロナウイルスの影響で長らく来日が叶いませんでしたが、今回実に10年ぶりに来日!

今回の公演では、10年ぶりにふさわしく、通常14台の竹楽器を22台に増やした特別編成!
4人の踊り手も華を添えます。さらに、2チームに分かれて演奏で競い合う「ムバルン」も大きな見どころ。リズムとメロディがぶつかり合う激しさから“音の格闘技”と称される、迫力の音バトルをぜひ体感してください。

多くのファンの声に応え、福岡だけでなく愛知・東京でもツアーを実施いたします。
主催地である福岡公演は『博多座ガムラン祭り』と題し、日本のガムラングループ「ランバンサリ」も迎えての豪華二部構成。美しい宮廷舞踊に加え、インドネシアと東京を拠点に世界的に活動する舞踊家リアント氏が、勇壮な男性舞踊も披露します。
さらにミュージカルなどでパーカッショニストとして活躍する長谷川友紀氏をスペシャルナビゲーターに迎え、打楽器奏者ならではの視点でガムランとジェゴグの奥深い世界に迫ります。

第一部:ガムラン~宮廷の調べ~
第二部:ジェゴグ~大地の響き~
<出演> スアル・アグン、ランバンサリ
<スペシャルナビゲーター> 長谷川友紀
<解説> 第一部:森重行敏(ランサンバリ)、第二部:皆川厚一

【公演情報】
会  場:博多座
住  所:福岡市博多区下川端町2-1
日  程:2026年2月22日(日) 15:00開演
料  金:A席 7,500円 B席 5,000円 C席 3,500円
     ※全て税込価格

チケット一般発売:12月6日(土)10:00~
         インターネット発売開始

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博多座チケット売場は、博多座2階広場の正面にございます。

お問合せ:博多座電話予約センター
     092-263-5555(10:00~17:00)

グループ観劇のお問合せ:博多座セールス
            092-263-5880(10:00~17:00)

※博多座では小学生未満のお子様のご入場はお断りしております。
※出演者並びにスケジュール変更の際は何卒ご了承くださいませ。
※出演者変更の場合でも他日への変更・払い戻しはいたしかねます。
※車イスでご観劇の方は事前に博多座電話予約センターまでお問い合わせください。

主催制作:博多座
特別協賛:ガルーダ・インドネシア航空、イーティックスデータファーム
後  援:駐日インドネシア共和国大使館、福岡市、福岡市教育委員会、九州・インドネシア友好協会
協  力:(公財)福岡市文化芸術振興財団、(一財)福岡ユネスコ協会、NPO法人日本ガムラン音楽振興会、名古屋音楽大学