福岡発の国際共同制作プロジェクト「BEYONDERS」第4弾 岩崎桃子とLoren Heatによる共作曲「In Time」リリース
福岡音楽都市協議会は、英国北部を代表する音楽育成団体「GENERATOR」との連携により、国際共同制作プロジェクト「BEYONDERS」の第4弾として、福岡を拠点に活動するシンガーソングライター 岩崎桃子と、英国ニューカッスルを拠点に活動するシンガーソングライター Loren Heat にスポットを当て、二人の共同制作楽曲「In Time」が完成し、2026年7月3日に全世界配信リリースされた。
福岡とニューカッスルという二つの音楽都市を結び、アーティスト同士の交流に留まらない持続的な文化交流のモデルケースとして誕生した作品である。

タイトル:In Time
アーティスト:岩崎桃子, Loren Heat
リリース日:2026年7月3日
形態:Digital Single
レーベル:[Interval Records/Special 10 Records]
【楽曲制作について】
「BEYONDERS」は、福岡音楽都市協議会が主宰する国際共同楽曲制作プロジェクトであり、福岡で活動するミュージシャンの海外進出を支援し、新たな文化交流と創造機会を生み出すことを目的としている。
これまで、2023年にはタイのインディーバンド「KIKI」と福岡のバンド「Deep Sea Diving Club」、2024年には、台湾のラヴァーズロックレゲエバンド「蓬萊仙山(PengLai Mt.)」と福岡のラッパー「PEAVIS」、2025年には韓国のシンガー「Summer Soul」と福岡のバンド「YOHLU」によるコラボ楽曲「INSTANT LOVE」がリリースされ話題を呼んだ。
今回の制作では、2026年2月7日から10日にかけて、福岡県福津市のスタジオSymphonia にて宿泊型のソングライティングを実施。岩崎桃子とLoren Heatが数日間にわたり寝食を共にしながら創作を重ね、共同制作楽曲「In Time」を完成させた。
異なる言語や文化的背景のある二人のアーティストが出会い、対話を重ねながら生み出した本楽曲は、国境を越えた共創のプロセスそのものを体現する作品となっている。
【福岡とニューカッスルを結ぶ文化交流】
本プロジェクトは、福岡音楽都市協議会と英国北部を代表する音楽育成団体「GENERATOR」の連携により実現した。国際的な音楽交流といえば、東京やロンドンといった大都市圏を中心に行われることが少なくない。しかし本プロジェクトは、日本の福岡と英国のニューカッスルという、それぞれ独自の音楽文化を育んできた地方都市同士を直接結ぶ取り組みとしてスタートした。音楽を通じ、地方都市同士が繋がり、新たな作品や人的交流を生み出していく。その試みは、単発の共同制作に留まらず、継続的な文化交流へと発展している。
【楽曲から広がる交流】
完成した「In Time」は、2026年2月11日に 福岡国際会議場 にて開催された FUKUOKA MUSIC SUMMIT で初披露された。
さらに2026年5月には、岩崎桃子による英国ツアーが実現。ニューカッスル、ロンドン、そして英国最大級のショーケースフェスティバルである The Great Escape への出演を果たした。
また2026年6月には、在日英国大使館 が主催する英国国王誕生祝賀会において、岩崎桃子とLoren Heatが「In Time」を披露。共同制作からライブ共演、海外ツアーへと発展した本プロジェクトは、音楽を通じた国際文化交流の新たな可能性を示している。
岩崎桃子
「仕事の良し悪しや人間関係は、食べて寝ることに付随しているデコレーションにすぎない。」というある僧侶の言葉に深く共感しました。それでもやっぱり、日々は選択と苦悩の連続だなと感じます。
ローレンたちと集まって曲を作ったのは、たぶん1年で一番寒い日でした。
私はもこもこのダウンなのに、ローレンたちは半袖だったの、忘れられません。
お互いの違いを楽しみながら1つの作品を作り上げられたこと、とても嬉しく思っています。
I deeply resonated with a monk’s words: “The quality of our work and our relationships are merely decorations attached to the act of eating and sleeping.” Even so, I still feel that daily life is an endless series of choices and struggles.
The day Lauren and I got together to write this song was probably the coldest day of the year. I was bundled up in a big puffy down jacket, while Lauren and the others were wearing short sleeves — a scene I’ll never forget.
I’m truly happy that we were able to create something together while appreciating our differences.
Loren Heat
This song to me is about struggling with patience, that all good things come in good time. I was working away in Japan and I was away from my partner, and I wanted nothing more than her by my side. The chorus is the battle between the knowledge that I’m happy and doing what I love but having to wait to be back with them. The feeling of knowing you’ll get it but you have to let time pass and be patient.
私にとってこの曲は、忍耐との葛藤、そして「良いことはすべて、その時期が来れば訪れる」というメッセージを歌ったものです。当時、私は日本で仕事に打ち込んでいて、パートナーとは離れて暮らしていました。何よりも彼女をそばに置いておきたいと願っていました。サビの部分は、自分が幸せで、好きなことをやっていると分かっていながらも、彼女のもとに戻れるまで待たなければならないという葛藤を描いています。いつか叶うと分かっていても、時が過ぎるのを待ち、辛抱強くいなければならないという気持ちです。
【プロフィール】
岩崎桃子
岡山出身・福岡在住のシンガーソングライター。独自の視点から紡がれる言葉を、強さと弱さの両方がゆらめくメロディーと歌声にのせて届ける。弾き語りからキャリアをスタートし、トラックメイカーやバンドメンバーとの共作を重ねながら表現の幅を拡張している。Skaaiの作品へのフィーチャリングをはじめ、アナが手がけた「MUSIC CITY TENJIN 2024」20thアニバーサリーソングへの参加、さらさのオープニングアクト抜擢、松重豊がDJを務めるFMヨコハマ「深夜の音楽食堂」へのゲスト出演、イギリス・ブライトンで開催された『The Great Escape 2026』出演に加え、ロンドンとニューキャッスルでの海外公演も成功を収めるなど、ジャンルや国境の垣根を軽やかに越えた活動を続ける。2026年5月20日待望のファースト・フルアルバム「ぴかぴか」を配信リリース。自身が日々を生きる中で大小さまざまな摩擦を深く感じとりたどり着いた「自分なりの真理」を、その火照りのままに味わうことのできる作品となっている。
Loren Heat
魅惑的で鋭く、そして一切の妥協を許さない大胆不敵なローレン・ヒートは、英国ポップシーンに現れた新たな力強い存在だ。北東部を拠点にデビューEP『Scarlet Haze』をリリースしたローレンは、瞬く間にシーン全体に旋風を巻き起こした。
自分の感情を認めることの葛藤や、人生で最も辛い時期を経験したことをテーマに、ヒートの率直な歌詞は、愛の最も甘い部分と、欲望の最も無防備な部分を融合させている。
その鋭いエッジの効いたポップサウンドは、すでに『Clash』、『DIY』、『Spotify』、『Apple Music』、『BBC Introducing』、『Record of the Day』、『Notion』、『Atwood』、『Earmilk』、『NARC. Magazine』など、数多くの主要なトレンドセッターたちの注目を集めている。
ビリー・アイリッシュ、レディー・ガガ、Slayyyter、デュア・リパ、JADEといった世界的なアイコンからインスピレーションを受けたローレンは、そのストーリーと同様に一切の妥協を許さない。クィアネスやアイデンティティ、そしてミドルズブラでの生活という生々しい混沌を探求している。Interval Records(Generator/Universal)と新たに契約を結んだローレンは、BBC Introducingが選ぶ2026年の「Ones To Watch」の一人に選ばれている。