忌野清志郎デビュー55周年記念企画 ドキュメンタリー映画『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』が10月2日(金)より全国公開

混迷の時代にこそ、清志郎を。
ここには、今こそ耳を傾けるべき歌がある。
世代をこえて愛される彼が、音楽と「夢を抱くことの尊さ」を通じてのこしたメッセージ。
「媚びない」「好きを貫く」その純然たる歌声は、現代を生きる人々に
明日への勇気をあたえる「無敵のエール」となるだろう。
■ 忌野清志郎の魅力を貴重な映像で紹介
ロック・バンドRCサクセションのフロントマン。「トランジスタ・ラジオ」「雨あがりの夜空に」などヒット曲多数。「愛と平和」の象徴として語られることもあった。ドラマやCMにも出演し、広く一般大衆にまで名前が知られるいっぽうで、コアなロック・ファンやミュージシャンから愛されつづけ、「KING OF ROCK」と呼ばれた男。それが忌野清志郎だ。本作は、いろんな顔を持つ忌野清志郎の姿を、圧倒的なライブシーンから貴重な映像、関係者の証言、そして次世代へと受け継がれる意志と共に綴るドキュメンタリー作品である。とくに渋谷でのゲリラライヴや1990年のRCサクセションの日本武道館公演、『BEAT POPS』のレコーディングの様子など、いままでほとんど世の中に出ていなかった貴重な映像も収録。忌野清志郎の魅力が満載の作品がここに完成した。
■ 忌野清志郎をめぐる著名人たちの証言の数々を収録
本作には、高校時代から友人だった三浦友和をはじめ、RCサクションを聴いて衝撃を受けた竹中直人、ライブハウス時代からの盟友・泉谷しげる、ソロ時代のバンマス三宅伸治、RCサクセション時代から演奏を支えた梅津和時。ほかにも作家の角田光代、ジャーナリストの金平茂紀など、各界から忌野清志郎と交流があった著名人が登場し、忌野清志郎について語っている。また、忌野清志郎がテレビ番組に出演した際の貴重なインタビュー映像も収録。ロッキング・オン代表(当時)の渋谷陽一との本音でやりとりする場面など、珍しい映像も。高校時代やライブハウスの出来事から、平和を大切にする気持ちまで、あらゆる角度から人となりや音楽性、考え方や生き方を探っていく。出演者の証言を通して忌野清志郎をより深く知ることになるだろう。
■ 忌野清志郎の名曲が続々登場
本作には初のヒット曲となった「ぼくの好きな先生」をはじめ「2時間35分」「スローバラード」「わかってもらえるさ」「エンジェル」「トランジスタ・ラジオ」「偽善者」「激しい雨」「JUMP」など、RCサクセションをはじめ、ザ・タイマーズやソロの楽曲がふんだんに使用されている。本作を見ることで、いかに忌野清志郎がいろんな歌を歌ってきたかが手に取るようにわかる。同時に、本作はフォーク時代からRC時代、タイマーズ時代、ソロ時代、路上でのゲリラライブまで、魂の底から歌をうたう忌野清志郎の姿を映し出している。フォーク時代から変わらぬテンションでパフォーマンスを繰り広げる「KING OF ROCK」を、70年代の音楽番組での歌唱やRCサクセション活動休止前の日本武道館公演の模様などを含む映像の数々で楽しむことができる。
■ 人気アーティストたちが歌い継ぐ忌野清志郎ソングス
忌野清志郎の歌はいまでもライブハウスやコンサート会場などで聴くことができる。いろんなアーティストがカバーしているからだ。本作では、「語り継ぐ」のと同時に、「歌い継ぐ」「創り継ぐ」ということにも重点を置いた。2025年8月31日に行われた「忌野清志郎55th & SWEET LOVE SHOWER 30th presents SWEET LOVER SOULS」がそれだ。Rei 、ジェットセイヤ(go!go!vanillas)、梅津和時を中心に、Jean-Ken Johnny(MAN WITH A MISSION)、アイナ・ジ・エンドらをヴォーカルとして迎えたステージの模様は、忌野清志郎の歌がいまも歌い継がれることを象徴したシーンだ。同じように忌野清志郎の長女で消しゴムハンコ作家の百世とのコラボレーションも見どころのひとつだ。父から娘へという意味合いを超え、ひとりの優れたクリエイター・百世が創り出した作品と、忌野清志郎が創り出した作品がひとつとなり、新しいクリエイティブが生まれる醍醐味をスクリーンを通して体感できる。「歌い継ぐ/創り継ぐ」は、この映画のもうひとつのハイライトになっている。
■ 映画の軸は「歌いたい歌を歌う」ということと「夢」
映画の完成後、相原裕美監督は、長年、忌野清志郎のプロモーションを担当してきた高橋ROCK ME BABYとの対談を行った。そのなかで監督は、この映画をつくる動機として「今回の映画を製作、企画を進めるにあたり、様々な資料を調べ、本を読み込んでいたところ、忌野清志郎さんが語った『僕はさ、何歌っても自由だと思ってんだよ。僕が歌いたい歌をさあ、誰が何と言おうと歌いたいだけでさ(*1)』と『まず、夢を持ったら、その”夢“を信じることから始めたほうがいいよね。本気で信じ抜くの(*2)』の2つの言葉がグッと心に刺さりました。今回の映画は、これらの言葉に着想を得て、『歌いたい歌を歌う』ということと『夢』、この2つを軸に進めました」と語っている。忌野清志郎に関しては『COVERS/カバーズ』をはじめとした社会問題にコミットしてきた部分をクローズアップされることも多いが、「ラブソング=プロテストソング=コミックソングと清志郎さんはいっていましたね」という高橋ROCK ME BABYの証言にあるように、この映画を見ると、「ぼくの好きな先生」も「スローバラード」も「トランジスタ・ラジオ」も『COVERS/カバーズ』の曲もタイマーズも、どんな曲も同じ目線で歌われていることがわかる。とかくレジェンドは神格化されがちだが、この映画は、誰に遠慮することなく、思ったことを自由に歌にしてきたひとりのバンドマンを描いている。等身大の忌野清志郎が語る「夢」や「愛し合ってるかい?」というメッセージは、この映画を見る人の心に届くエールとなるだろう。
*1『ラストデイズ 忌野清志郎』(PARCO出版)
*2「週刊プレイボーイ」2001年3月20日号(集英社)
『愛し合ってるかい? 忌野清志郎が教えてくれた』
出演:忌野清志郎
三浦友和 竹中直人 三宅伸治 泉谷しげる 梅津和時
角田光代 金平茂紀 百世 他
監督:相原裕美
2026年/日本/カラー/ビスタ/Digital/5.1ch/124分
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