レガシーピアノ保存プロジェクト 第二次支援募集

かつて「西日本一の音楽堂」とうたわれた福岡市民会館に、1963年の開館以降、世界中のトップ・アーティストが名演を奏でてきたピアノがありました。このピアノには、来演した38人もの巨匠が記念に自筆のサインを残しており、世界的にみてもあまり例のないことです。私たちは貴重な「福岡の音楽文化を象徴する遺産」であるピアノを保存修復し、再びその音色を未来に響かせたいと夢を描きました。修復には多大な費用が見込まれたことから、2022年7月29日(金)~ 10月31日(月)までクラウドファンディングを立ち上げ、広く一般の方々へご支援を呼びかけ、大変ありがたいことに1200万円を超えるご支援をいただくことができました。

約一年をかけて修復を終えた後は、修復完成記念お披露目コンサートの開催、その後は福岡市美術館(福岡市中央区大濠公園)に収蔵され、同館ミュージアムホールを拠点に展示や演奏に活用予定です。2023年10月8日(日)に福岡市民会館で開催する「修復完成記念お披露目コンサート」では、日本を代表するピアニスト・仲道郁代さんをはじめ、萩原麻未さん、福間洸太朗さん、中野翔太さんら次代を担う演奏家たちの手で、このレガシーピアノに命を吹き込んでいただきます。

そこで、よみがえるレガシーピアノの音色と煌めきを一人でも多くの方々と分かち合うため、企業団体様からのご支援を募る「第2シーズン」の支援開始に合わせて、「修復完成お披露目コンサートへ1名様ご招待付き支援」として、広く一般の方々からのご支援を募らせていただくことといたしました。

いただきました支援金は、このプロジェクトを遂行する上で必要となる費用のため大切に使わせていただきます。
どうかたくさんの方々のご支援をいただけますようお願い申し上げます。